国内生保事業をコアとした戦略の着実な遂行をベースに、Next Stageに向けて『成長領域の拡大』に邁進

みなさまには、日ごろよりご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。
このたび代表取締役社長に就任いたしました上原弘久でございます。

T&D保険グループは、「Try & Discover(挑戦と発見)による価値の創造を通じて、人と社会に貢献するグループを目指します。」という経営理念のもと、生命保険事業を通じて社会的課題の解決に貢献することにより、“すべてのステークホルダーの満足度”の増大を追求することをグループの目指す姿としております。

当社グループは、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の生命保険3社を中核に、T&Dアセットマネジメント、ペット&ファミリー少額短期保険などでグループを構成しております。グループの最大の強みは、持株会社である「株式会社T&Dホールディングス」のもと、生命保険3社がそれぞれのマーケットにおいて「独自性」「専門性」を最大限に発揮している点にあります。

この生命保険3社それぞれの強みを活かしつつ、持株会社であるホールディングスがグループとしての全体最適を追求し、個の総和を超えるグループ力を発揮していく。そのようなグループ経営を行っていきたいと考えています。

現在は、2016年4月を始期とする3ヵ年のグループ中期経営計画「Try & Discover for the Next Stage ~成長領域拡大の3年~」に取り組んでおります。今年度は本中期経営計画の最終年となりますが、ここまで主要経営指標(EV・新契約価値・実質利益)はいずれも順調に進捗しております。

これは、主に以下の2つの取組みが着実に成果につながった結果と考えております。

○商品ポートフォリオの変革

本中期経営計画では、これまでの太陽生命・大同生命における死亡保障の積上げを背景に、顧客ニーズの多様化に応じた第三分野・就業不能保障等への拡張に引き続き取り組んでおります。これに加え、2016年度の貯蓄性商品の販売停止・抑制、そして2017年4月の料率改定の実施により、商品ポートフォリオの変革は着実に進展しております。

○シニアマーケットへの取組み強化

『成長領域の拡大』に向けたシニアマーケットの開拓・深耕として、生命保険各社では、それぞれの特化マーケットのニーズに応じた特徴ある商品・サービスの一体的な提供を進めております。
具体的には、太陽生命では「100歳時代」シリーズ第1弾の「ひまわり認知症治療保険」が大変好評をいただいておりますが、認知症予防アプリの開発・提供や、専門知識を有する内務員がお客様を直接訪問し、給付金等の請求手続きをサポートする「かけつけ隊」など、商品と合わせてサービスも一体的に提供しております。また、2017年10月には第2弾として「100歳時代年金」を発売するなど一層の商品の拡充をはかっております。
大同生命では経営者個人あるいは個人事業主のリタイア後の保障ニーズに応えるため、介護保障商品の推進を強化すると同時に、「介護コンシェル」など関連サービスの拡充に努めております。

これらの取組みにより、低金利環境が継続する中でも、主要経営指標である新契約価値は順調に積み上がり、EVは堅調に拡大しました。最終年となる2018年度も、国内生保事業をコアとする中期経営計画戦略の着実な遂行に取り組んでまいります。

同時に、新たな中期経営計画の策定に向けては、引き続き国内生保事業をコアに据えつつ、その収益をベースとした新たなビジネスラインの創出、一層のグループ力の発揮に向けた経営基盤戦略や財務戦略の強化など、次なる成長戦略の具体化に向けた検討を進めてまいります。

今後もグループ役職員一丸となった“Try & Discover(挑戦と発見)”の弛まぬ実践を通じ、企業価値の安定的・持続的な増大を実現してまいります。何とぞご理解、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2018年4月1日

株式会社T&Dホールディングス

代表取締役社長

上原弘久