『基盤強化期間』と位置づけた前中期経営計画は、国内生命保険事業をコアとした成長、ERMの推進による資本十分性と資本効率性の両立を掲げ、企業価値の向上に取り組みました。
主要経営指標である「企業価値(EV)」「利益(実質利益)」「契約業績(保有契約高)」について、EVは2016年2月以降の一層の金利低下を受けて目標未達だったものの、実質利益は目標を上回り、保有契約高も概ね目標を達成しました。
また、財務基盤の向上により格付機関からの評価も向上しました。
主要経営指標の推移
中計目標 | 実績 | 評価 | |
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企業価値(EV) | 2.2兆円以上 | 1兆8,937億円 (2016年3月末) |
2016年2月以降の国内金利低下により目標未達 |
利益(実質利益)※1 | 770億円以上 | 833億円 (2015年度) |
目標を達成 |
契約業績(保有契約高)※2 | 63兆円以上 | 62兆9,981億円 (2016年3月末) |
概ね目標達成 |
- ※1 実質利益は、当期純利益に、負債性内部留保(危険準備金繰入額、価格変動準備金繰入額)のうち法定基準繰入額を超過した額を加算して算出(税引後)。
- ※2 保有契約高は、個人保険・個人年金保険および大同生命のJタイプ、Tタイプおよび介護リリーフを含む広義ベース。
格付機関の評価
スタンダード&プアーズ(S&P) |
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日本格付研究所(JCR) |
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格付投資情報センター(R&I) |
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