契約業績

2016年3月期の生保3社合計の新契約高は、6兆6,859億円となり、前期から7.5%減少しました。解約失効高は、3兆7,895億円となり、前期から1.0%増加しました。この結果、保有契約高は62兆9,981億円となり、前期末から1.4%増加しました。

太陽生命の新契約高は、介護・医療等の第三分野保障に注力するなど、EVをより重視した経営を行ったことや、低金利環境を背景に銀行窓販における一時払個人年金保険の販売を抑制したことにより、2兆1,341億円と前期から24.9%減少しました。解約失効率は前期から0.21ポイント改善し、5.67%となりました。保有契約高は前期末から0.8%減少し、21兆9,835億円となりました。

大同生命の新契約高は主力商品である定期保険、就業不能保障商品(Jタイプ(無配当重大疾病保障保険)・Tタイプ(無配当就業障がい保障保険))の伸展、介護新商品(収入リリーフ(無配当介護収入保障保険)・介護リリーフ(無配当終身介護保障保険))の販売好調等により、4兆3,155億円と前期から6.2%増加しました。解約失効率は前期から0.10ポイント悪化し、6.48%となりました。保有契約高は前期末から2.7%増加し、39兆2,059億円となりました。

T&Dフィナンシャル生命の新契約高は、低金利環境下における円貨建一時払終身保険の販売停止等より、2,362億円と前期から26.8%減少しました。解約失効率は前期から2.21ポイント改善し、3.41%となりました。保有契約高は前期末から0.1%増加し、1兆8,087億円となりました。

  • ※ 個人保険・個人年金保険および大同生命のJタイプ・Tタイプおよび介護リリーフの合計。

新契約高

新契約高のグラフ

保有契約高

保有契約高のグラフ

解約失効率

解約失効率のグラフ

2017年3月期業績見通し(参考)

      十億円
  17/3見通し 16/3 15/3
新契約高 ¥6,620.0 ¥6,685.9 ¥7,227.2
 太陽生命 1,980.0 2,134.1 2,840.7
 大同生命※1 4,420.0 4,315.5 4,063.8
 T&Dフィナンシャル生命 220.0 236.2 322.6
保有契約高 63,660.0 62,998.1 62,117.7
 太陽生命 21,610.0 21,983.5 22,154.5
 大同生命※1 40,200.0 39,205.9 38,156.7
 T&Dフィナンシャル生命 1,850.0 1,808.7 1,806.4
保障性新契約年換算保険料      
 太陽生命※2 16.0 15.5 14.8
解約失効率      
 太陽生命 5.60% 5.67% 5.88%
 大同生命 6.70% 6.48% 6.38%
 T&Dフィナンシャル生命 3.30% 3.41% 5.62%
  • ※1 個人保険・個人年金保険およびJタイプ、Tタイプおよび介護リリーフを含む。
  • ※2 太陽生命の経営指標で新契約年換算保険料のうち主に貯蓄系商品を除いた保障部分の合計。
ページの先頭へ戻る
Copyright 2016, T&D Holdings, Inc. All Rights Reserved.