企業価値の向上に取り組んでいます。
ご挨拶
みなさまには、日ごろよりご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。
この4月に太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の3つの生命保険会社を中核とする上場保険持株会社であるT&Dホールディングスの代表取締役社長に就任しました。
T&D保険グループは、「Try & Discover（挑戦と発見）による価値の創造を通じて、人と社会に貢献する」ことを経営理念とし、この理念のもと「最優の商品・サービスの提供により、お客さま満足度のトップを目指す」とともに、「安定的・持続的に企業価値を向上させ、確固たる存在感のある大手生保グループを目指す」ことを経営ビジョンとして定めております。
そして、この経営ビジョンを実現するため、2014年4月を始期とする2年間の中期経営計画（以下、「中計」）を策定し、グループの中核事業である生命保険事業の収益拡大と、さらなる財務の健全性向上に取り組んでまいりました。具体的には、中計で掲げる3つの主要経営指標は、これまでのところは何れも順調に推移しているほか、収益・リスク・資本を経済価値ベースで一体的に管理する経営管理態勢（エンタープライズ・リスク・マネジメント［ERM］）について、管理の高度化や体制の整備に取り組み、健全性を確保しつつ収益性のさらなる向上を目指すための基盤強化を図りました。
今後も引き続き、持株会社の組織形態のもと、生命保険会社3社が独自性のあるビジネスモデルの強みを最大限発揮できるグループ経営を維持・発展させることにより、グループの総力を結集して企業価値の向上に取り組んでまいります。
株主の皆さま、投資家・アナリストの皆さまにおかれましては、今後もより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
2015年12月
代表取締役社長
喜田 哲弘
