社長インタビュー

進化を伴い成長を加速させる

Q1 2015年4月に社長に就任されましたが、抱負をお聞かせください。

T&Dホールディングスは、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の生命保険3社を傘下に持つ持株会社です。国内生保初の上場持株会社として2004年4月に設立し、2014年に設立10周年を迎えました。「Try & Discover(挑戦と発見)による価値の創造を通じて、人と社会に貢献するグループを目指します。」というグループ経営理念のもと、お客さまに「最高の安心」「最大の満足」をお届けできる生命保険グループを目指していきます。

まずは、現行の中期経営計画(2014~2015年度)において、経営目標の着実な達成に向けて全力を尽くすとともに、2016年度以降のさらなる成長を見据え事業基盤の強化に取り組んでいきます。

Q2 T&D保険グループの強みをお聞かせください。

最大の強みは、持株会社のもと、異なるビジネスモデルを有する生命保険3社が、独自性・専門性を最大限発揮する体制にあります。太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命は、それぞれが「家庭市場」、「中小企業市場」、「金融機関等代理店市場」に特化し、各市場で「市場・チャネル・商品」が三位一体となった独自のビジネスモデルにより競争優位性を発揮しています。生命保険3社が、それぞれの強みを一層強化することで、設立以来成長を遂げてきました。また、保険会社の健全性を示す指標の1つであるソルベンシー・マージン比率は1,220.7%と、長期にわたりお客さまにご安心いただける高い健全性を維持しています。

Q3 現在、力を入れて取り組んでいることは何ですか。

この先、少子高齢化の一層の進展にともない、シニアの方の保障ニーズはますます高まっていきます。このようななかで、グループ各社ではシニアのお客さまへの対応に力を入れています。事務、商品、サービス、帳票などをシニアのお客さま目線で見直し、よりわかりやすく利便性の高いサービスの提供に努めています。太陽生命、大同生命ではシニアのお客さま向けの取組みを「ベストシニアサービス」として推進しています。

また、グループ各社が最大限パフォーマンスを発揮できるよう、従来以上にグループ各社の協働体制を強化しています。2015年3月からは、太陽生命と大同生命において、お互いの商品を販売する「クロスセル」をスタートしました。グループ内の生保が商品を相互に供給し、それぞれのお客さまへスピーディにお届けするこの取り組みにより、お客さまのより幅広いニーズへの対応力を強化しました。今後も、T&Dフィナンシャル生命の参加も含め、グループ各社の協働を後押ししていきます。

Q4 目指す姿や将来のビジョンをお聞かせください。

経済情勢や金融市場などグループを取り巻く環境が大きく変化していくなかでも、経営の健全性を維持・確保し、企業価値の向上を図っていきます。そのために、国内生保事業のさらなる拡大や、提携などを含む事業投資による成長機会の追求を通じて、成長の歩みをより確実なものとし、さらにそのスピードを加速させることがわたしの使命と考えています。未来に向かって、しっかりと「進化」を伴い成長を加速させることで、株主、投資家、従業員などを含むすべてのステークホルダーにより一層ご満足いただけるよう努めていきます。

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