T&D保険グループは、国際的に宣言されている人権の保護を支持し尊重すること、また、社会の要請に応えられる従業員が働きやすい職場づくりを進めることは、企業の成長と社会の活性化につながる、企業が果たすべき重要な社会的責任と考えています。
1.ワーク・ライフ・バランスへの取組み
T&D保険グループ各社では、従業員が家事や育児、介護などの家庭責任を果たしながら仕事で十分に能力を発揮し、パフォーマンスを高めるために、育児休業などの制度の充実や総労働時間の縮減など、さまざまな取組みを強化しています。
出産・育児休業取得状況
2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | ||
産前産後休暇取得者数(名) | 234 | 290 | 328 | |
育児休業を取る権利を有していた従業員数(名) | 410 | 432 | 462 | |
男性 | 176 | 142 | 134 | |
女性 | 234 | 290 | 328 | |
育児休業取得者数(名) | 366 | 406 | 450 | |
男性 | 153 | 140 | 133 | |
女性 | 213 | 266 | 317 | |
介護休業取得者数(名) | 6 | 8 | 12 | |
男性 | 0 | 0 | 0 | |
女性 | 6 | 8 | 12 |
- ※ 生命保険会社3社の出産・育児休業取得状況。
- ※ なお、生命保険会社3社内務職員の育児休業取得後復職状況は、以下のとおりです。
- 2014年度:220名(97.8%)[男性143名(100%)女性77名(93.9%)]
- 2015年度:230名(97.5%)[男性142名(99.3%)女性88名(94.6%)]
- 2016年度:228名(99.6%)[男性133名(100%)女性95名(99.0%)]
有給休暇取得状況
2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | |
有給休暇平均取得日数(日) | 11.0 | 11.8 | 12.4 |
- ※ 生命保険会社3社内務職員の有給休暇取得状況。
次世代育成支援
子育てサポート企業として厚生労働省から「くるみん認定」を受けた企業に対し、より高い水準の取組みを行い、一定要件を満たした場合に与えられる「プラチナくるみん認定」が2015年4月より始まりました。
当社グループの生命保険会社3社は積極的な取組みが評価され、そろって同認定を取得しました。
2.女性の活躍を支援する取組み
女性が従業員の多数を占めるT&D保険グループにあって、女性のさらなる能力発揮は持続的な企業価値向上の源泉であり、女性の活躍はグループの重要な経営課題と認識しています。この認識のもと、生命保険会社3社では、各社で人事・処遇制度を改定するとともに、各種両立支援制度を導入してきました。
これら女性活躍推進の取組みを着実に前進させるために、生命保険会社3社はそれぞれのビジネスモデルに基づいた行動計画を策定しています。
行動計画 生命保険会社3社の女性活躍推進
女性活躍推進の行動計画と女性管理職登用の目標を開示。女性管理職比率は着実に上がっています。


3.障がい者雇用への取組み
2017年3月時点の生命保険会社3社の障がい者雇用数は合計328名(うち、2016年度の新規雇用者は35名)であり、障がい者雇用率は2.22%です。今後も障がいのある従業員が働きやすい職場づくりをさらに進め、障がい者雇用の促進に努めてまいります。
生命保険会社3社の障がい者雇用状況
2014年度 | 2015年度 | 2016年度 | |
障がい者雇用率(%) | 2.20 | 2.27 | 2.22 |
4.健康経営の取組み
T&D保険グループ各社では、健康経営の理念のもとすべての従業員が心身ともに健康で活き活きと働ける職場の実現を目指しています。
なお、太陽生命および大同生命は、経済産業省が従業員の健康増進に取り組む「健康経営」を実践している企業などを顕彰する制度である「健康経営優良法人認定制度」に基づき、大規模法人部門において「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定されました。
太陽生命の「太陽の元気プロジェクト」および大同生命の「DAIDO-ココ・カラ」の推進を通じて、従業員の健康増進を図るための各種取組みを実施し、すべての従業員が心身ともに健康で活き活きと働ける職場の実現を目指しています。