健全性
2015年3月期のソルベンシー・マージン比率は太陽生命で993.9%、大同生命で1,363.7%、T&Dフィナンシャル生命で1,271.9%と十分な健全性を有しています。
今後予想されるさらなる規制に適切に対応し、財務健全性をより強固なものにするため、引き続き内部留保の積み上げを行ってまいります。なお、2016年3月期の業績予想では、太陽生命は価格変動準備金150億円の超過繰入を見込んでいます。
株主還元
T&Dホールディングスでは生保3社の健全性を維持するために必要な自己資本を確保した上で、当期純利益に税引後の負債内部留保超過繰入額(価格変動準備金・危険準備金)を加えた実質利益の30%程度(中長期的)の株主還元を安定的に実施していきます。
2015年3月期は、1株当たり25円現金配当に加えて、約300億円(9.2百万株)の自社株買いを実施し、総額約466億円の株主還元を実施しました。
また、2016年3月期の1株当たり配当金予想は25円としています。
ソルベンシー・マージン比率

株主還元と実質利益の推移
13/3 | 14/3 | 15/3 | |
株主還元総額(十億円) | 約18.1 | 約26.8 | 約46.6 |
配当総額(十億円) | 15.1 | 16.8 | 16.6 |
1株当たり配当金(円) | 〈¥22.50〉 | 〈¥25.00〉 | 〈¥25.00〉 |
自己株式の取得(十億円) | 約3*1 | 約10*2 | 約30*3 |
実質利益(十億円) | 78.0 | 92.4 | 94.2 |
当期純利益(十億円) | 63.7 | 78.9 | 94.2 |
負債内部留保の超過繰入額(税引後)(十億円) | 14.3 | 13.5 | - |
- *1 2013年3月期決算に係る株主還元として、2013年5月に実施。
- *2 2014年3月期決算に係る株主還元として、2014年5月~6月に実施。
- *3 2015年3月期決算に係る株主還元として、2015年5月~7月に実施。