T&D保険グループは、事業活動に関るさまざまなCSR活動の分野から、ステークホルダーへの影響が大きく、T&D保険グループが安定的・持続的に企業価値を向上させるために優先して取り組むべきCSR重点分野を以下のように特定しました。2016年度は「より良い商品・サービスの提供」「人権の尊重」「地球環境の保護」を重点分野として選定し、グループCSR活動を推進します。

「CSR活動の重点分野」の図。

重点分野をクリックすると、詳細な取り組みをご覧いただけます。

  • より良い商品・サービスの提供
  • 人権の尊重
  • 地球環境の保護

重点分野選定のプロセス

活動分野の分類

CSR活動分野をISO26000、GRIガイドラインを参考に15分野に分類しました。

各分野の優先順位づけ

各分野の重要性をステークホルダーへの影響*1と、当グループの安定的・持続的な企業価値向上への影響*2の両面から定量的に評価し、3つの分野を重点分野候補として選定しました。

*1 ステークホルダーダイアログ指摘事項、SRI評価機関等の評価項目、他社のCSR取組状況等から評価

*2 T&D保険グループ経営理念・経営ビジョン・CSR憲章との関連性、グループが取り組むCSR活動の内容等から評価

重点分野の評価・選定

3つの候補分野を社会の関心と取組要請の強さの側面と、グループ経営理念、経営ビジョン、グループCSR憲章の実現の側面から定性的に評価し、相対的に取組優先度が高いことを確認し、3つの候補分野を重点分野として選定しました。

重点分野の適切性の確認

取組みの進捗管理と検証

活動分野の分類

重要性評価 区分 ISO26000
中核課題 GRI
G4の重要な側面
(社会的課題も含みます)*
影響の発生
1. 経済(価値配分) 組織統治 T&D保険グループ
EC 経済的パフォーマンス T&D保険グループ
2-1. コンプライアンス 公正な事業慣行 SO 腐敗防止 T&D保険グループ
SO 反競争的行為
SO コンプライアンス
2-2. コンプライアンス 人権 HR 人権に関する苦情処理制度 T&D保険グループとサプライチェーン
2-3. コンプライアンス 消費者課題 PR 顧客のプライバシー T&D保険グループとお客さま
3-1. 人権 人権 HR 投資 T&D保険グループとサプライチェーン
3-2. 人権の尊重 労働慣行 LA 雇用 T&D保険グループ
LA 労働安全衛生
LA 研修および教育
LA 多様性と機会均等
4. より良い商品・サービス 消費者課題 PR マーケティング・コミュニケーション T&D保険グループとお客さま
PR コンプライアンス
PR 製品およびサービスのラベリング
5. CSR調達 公正な事業慣行 SO サプライヤーの社会への影響評価 サプライチェーン
6. 地域・社会への貢献 コミュニティへの参画・発展 SO 地域コミュニティ 地域コミュニティ
6-1. 健康への貢献 コミュニティへの参画・発展 コミュニティの健康促進 地域コミュニティ
7-1. 地球環境保護 環境 EN 原材料 T&D保険グループと地球環境
EN エネルギー
EN 水
EN 大気への排出
EN 廃水および廃棄物
EN コンプライアンス
7-2. 地球環境保護 環境 EN 生物多様性 地球環境
8. 金融:環境投融資・オーナーシップ 金融の商品のCSR FS10、11 環境投融資・アクティブ
オーナーシップ
投融資先
9. 人口変動高齢化対策 その他 人口変動高齢化対策 T&D保険グループ、
お客さまと地域コミュニティ
10. 業種特性から非対象 その他 財産権の尊重、
コミュニティへの経済影響等

* EC:経済、EN:環境、LA:労働慣行とディーセントワーク、HR:人権、SO:社会、PR:製品責任

より良い商品・サービスの提供

基本的な考え方

T&D保険グループでは、グループCSR憲章の最初の項目に「1. より良い商品・サービスの提供」を掲げ、お客さまのニーズにあった最適で質の高い商品サービスを提供することを通じ、生命保険事業を通して社会に対する責任を果たすことを明示しています。

少子高齢化の進展により、さまざまに変化する社会とお客さまのニーズにお応えする商品とサービスの提供は、T&D保険グループが果たすべき最も基本的な社会的責任と考えています。

太陽生命

「ご家庭に最もやさしい生命保険会社」を目指して

時代の変化を先取りした新商品

高齢化の進展に伴い、認知症患者の増加や認知症に伴う家族の介護離職などの問題が身近なものとなってきました。また、シニアの女性に多い骨粗しょう症による骨折や、加齢に伴って増加する生活習慣病なども、介護につながるリスクが高いことがわかっています。

こうした状況を踏まえ、生命保険業界で初めて、健康に不安のあるシニアのお客さまでも簡単な告知で加入できる「ひまわり認知症治療保険」を開発しました。“シニアのお客さまにご安心いただきたい”“豊かで前向きな老後を送ってほしい”との想いを込めて、認知症、骨折、7大生活習慣病による入院・手術など、シニアのお客さまが不安に感じられている保障を重点的にカバーしています。

商品部 商品課
八須彩子

ご家庭へ安心をお届けするために

太陽生命では、保険金・給付金のお支払いにつきまして、支社・お客様サービスセンターでご請求を受け付け、担当営業職員等が書類を持参し、書類記入のサポートやお手続きに関するご案内を行っています。

加えて、シニアのお客さまが安心・便利に給付金等の請求手続きができるよう、専門知識のある内務員が直接お客さまやご家族のもとを訪問し、お手続きをサポートする「お支払い手続き訪問サービス(サービス名称:かけつけ隊サービス)」を2016年4月より開始しました。

また同時に、シニアのお客さまのご請求意思を確認したうえで、内務員が給付金等の請求書類を代筆する取扱いや、給付金等の請求に必要な「診断書」を代行して取得するサービスも開始しました。

住宅型有料老人ホーム施設の竣工

今後一層進展する高齢化社会の課題に応え、シニアの皆さまのお役に立てるよう、さまざまな取組みを進めております。

その一つとして、長年所有してきた女子学生寮(横浜市)を周辺地域の年齢別人口構成の変化にあわせ、シニアの方に安心・快適にご利用いただける老人ホームに建て替えました。

当施設の運営は、全国で入居型介護サービスを実施している株式会社ベネッセスタイルケアが行います。365日24時間、看護職員が配置されていますので、「自立」から「要介護5」までの方が安心してご入居いただけます。

これからも多くの皆さまのお役に立てるよう、当社資産を有効に活用し、ベネッセスタイルケアとともに高齢者向け住居施設を拡充していく予定です。

大同生命

「最高の安心」と「最大の満足」をお届けする生命保険会社を目指して

介護にかかる負担をトータルサポート

高齢化の進展などに伴い、介護を必要とする方は年々増加しており、将来のご自身・ご家族の介護に対して不安を感じている方が多くいらっしゃいます。

このような社会の状況を踏まえ、経営者・個人事業主の方が要介護状態になった場合の収入減少にそなえる「収入リリーフ」および介護費用の負担にそなえる「介護リリーフ」を2015年10月に発売しました。

あわせて、ケアマネジャーなど介護の専門職が、公的介護保険の利用方法や、ご希望に沿った介護施設の紹介、施設見学の手配など、介護に関する相談を無料でお受けするサービス「介護コンシェル」の提供を開始しました。

「収入リリーフ」「介護リリーフ」と「介護コンシェル」の一体的なご提供により、お客さまの介護にかかる「経済的な負担」だけでなく、「肉体的・精神的な負担」の解決までをトータルにサポートしています。

わかりやすく利便性の高いサービスの提供

高齢化の進展を踏まえ、お客さまと関わるすべてのプロセスにおいて「わかりやすく利便性の高いサービス」をお届けする取組み「ベストシニアサービス」を展開し、高齢のお客さまに対して「理解の促進」「意思の確認」「生活環境への配慮」に努めています。この取組みの一環として、わかりやすいご案内書類や手続書類等のご提供に努め、「新契約申込手続画面」「年金支払請求書・ご請求のしおり」「ご契約内容のお知らせ」「設計書[契約概要]」が、「伝わるデザイン」(UCDA認証)を取得しました。

品質管理部 CS推進課係長
森本直樹

中小企業の事業承継・事業拡大に向けて

半数以上の中小企業において後継者が未定であるなど、多くの中小企業経営者が「事業承継」を経営課題と認識されています。大同生命では、事業承継・事業拡大などに向けたM&Aの活用を専門家がサポートする「M&A支援サービス」を導入し、ご相談受付から実際の契約手続き等のサポートまで一貫してお客さまを支援しています。

営業企画部 営業企画課係長
小山恵理

T&Dフィナンシャル生命

お客さまから「厚い信頼」を得られる生命保険会社を目指して

お客さま目線のユニークな商品

T&Dフィナンシャル生命では、お客さまが求める、他社とは差別化したユニークな商品を開発し、代理店を通じてタイムリーに提供しています。

2015年度には、死亡保障と老後生活資金の準備を可能とした「生涯プレミアムシリーズ」の保険金の一部を定期的にお受け取りいただける「定期支払特約」、死亡保障と幅広い資産形成ニーズに応える「家族をつなぐ終身保険」、3大疾病(がん・急性心筋梗塞・脳卒中)による所定の状態に備え一定期間の生活費をカバーする生前給付保障「働くあなたにやさしい保険」を開発しました。

2016年8月には、死亡・高度障害保障として毎月お支払する収入保障保険「家計にやさしい収入保障」、「働くあなたにやさしい保険」を改定し、上皮内がんに対する保障の充実等を図りました。

シニア層のお客さまサービス向上の取組み

T&Dフィナンシャル生命では、シニア層のお客さまへの取組みを強化しています。例えば、各種お手続きが長期化すること等を防止し、円滑にお手続きいただけるよう、ご家族等のご連絡先を事前にご登録いただける「第二連絡先」の登録推奨を開始しました。また、ご契約時の各種書類を改訂したほか、ご請求のお手続書類のカラー化やレイアウトの改訂を実施しました。さらに、保険金お支払手続き時の必要書類の一部省略や署名代行の取扱い範囲の拡大を行うなど、お客さま満足度の向上に努めています。

加えて、コールセンターの電話応対者(コミュニケータ)に対する研修においても「シニア層のお客まサービス向上」をテーマに対応スキルの向上を図りました。

お客様サービス本部
支払サービス課係長
高木圭子

お客さまサービスのさらなる向上を目指して

お客さま宛に発送するお手続書類等やコールセンターの電話応対者(コミュニケータ)の電話応対について、お客さまの意見を収集・分析し、より顧客満足度を向上させるため、毎年「顧客満足度アンケート」を実施しています。

2015年度のアンケートでは、お手続書類への記入方法やコミュニケータの電話応対について、9割以上のお客さまから良い評価を得ることができました。

一方、「改姓・改印・訂正変更」の手続きについては、「複雑」といった声を多くいただき、認印等でも簡便にお手続きいただける対応を開始しました。

今後ともお客さまの声を踏まえ、お客さまの視点に立った業務運営を一層進めてまいります。

T&Dアセットマネジメント

お客さまにご満足いただける「価値を創造すること」を目指して

持続可能な社会形成に貢献する商品

T&Dアセットマネジメントは、ESG(環境、社会、ガバナンス)リサーチに基づいた銘柄選択によりESGに優れた企業に選別投資することで、中長期的に市場平均を上回る投資リターンの獲得を目指すと同時に、環境負荷の低減や健全な社会の実現に資する企業への投資を通じて持続可能な社会形成に貢献する「日本株式ESGリサーチファンド」を設定・運用してます。

責任ある機関投資家として

T&Dアセットマネジメントでは、本来の事業領域である資産運用において広く社会に貢献することこそがCSRの本質と考え、積極的に意見交換や情報発信を行っています。環境省が進める環境情報開示基盤整備事業のシステムの実証実験への参加や有識者ワークショップ委員としての活動を行っております。また、投資家に役立つ情報発信を目指し、ESG投資をテーマとした投資セミナーなど、継続して投資セミナーを開催しています。

運用部門担当執行役員
山中清

ペット&ファミリー少額短期保険

家族であるペットの「健康」と飼い主さまの「安心」の提供を目指して

大切な家族のために

少子高齢化の進展や独身世帯の増加といった社会的課題を背景として、ペットの飼育頭数は安定的に推移しています。また、ペットを家族の一員として認識する飼い主の意識の変化により、ペット医療およびその費用への関心がますます高まっています。こうした状況を背景に、ペット医療費用へのニーズに対応し、飼い主さまとペットが安心して治療を受けることができるよう、ペットが病気やケガにより動物病院で治療を受けた費用の一定割合を補償する商品「げんきナンバーわん」「げんきナンバーわんスリム」をご提供しています。

お手続きを便利に

ペット&ファミリー少額短期保険では、2015年11月よりペットショップ代理店でのタブレットによる新契約加入手続きを開始しています。従来の書類による手続きでは申込書等の不備が多く発生していましたが、タブレットの導入により契約成立までの期間が短縮され、お客さまの負担軽減につながっています。

お客様サービス本部
契約管理部
高井麻依

人権の尊重

基本的な考え方

T&D保険グループでは、グループCSR憲章に「3. 人権の尊重」を掲げ、人権を尊重し人権啓発に積極的に取り組むこと、従業員の人格を尊重するとともに安全で働きやすい環境を確保し、人材育成を図ること、プライバシーを尊重し個人情報の管理・保護を徹底することを明示しています。国際的に宣言されている人権の保護を支持し尊重すること、また、社会の要請に応えられる従業員の働きやすい職場づくりを進めることは、企業の成長と社会の活性化につながる、企業が果たすべき重要な社会的責任と考えています。

グループ全員が成長できる働き方を目指して!

T&D保険グループは、「多様な人材が働きがいを感じながら能力発揮できる企業風土づくり」を推進しています。

各社で人事・処遇制度の改定や両立支援制度の導入、女性活躍推進の行動計画を策定してきました。

ワーク・ライフ・バランス推進と女性活躍推進を2つの柱とした取り組みの成果は、いろいろな形で実を結び始めています。 2015年 生保3社そろって「子育てサポート企業」プラチナ認定取得!改正次世代育成支援対策推進法に基づく特例認定企業に認定されました。 厚生労働省「イクメン企業アワード2015」グランプリ受賞!(大同生命)男性の育児と仕事の両立を積極的に促進し、業務改善を図る企業として表彰されました。
グループと生命保険会社3社の主な施策 ワーク・ライク・バランス推進 2006年 ・男性育休取得促進(育児休業2週間の有休化)(T&D保険グループ) ・本社ビル 夜間一斉消灯の開始(T&D保険グループ) ・育休復帰支援プログラム導入(太陽生命) 2008年 育休延長(3歳まで)(T&D保険グループ) ・短時間勤務(小学校就学まで)(T&D保険グループ) 2011年 ・ファミリー転勤/ジョブリターン制度導入(大同生命) 2014年 ・在宅勤務導入(大同生命) ・コアタイムのないフルフレックス制度を導入(太陽生命) 2015年 ステージは働き方改革へ 女性活躍推進 2006年 ・職群統合 総合職・一般職の職群を統合(T&Dフィナンシャル生命) ・2007年 一般職人事制度改定 エリア総合職、職種転換制度の導入(太陽生命) 2011年  女性活躍WG設置(T&D保険グループ) 2013年 ・職群統合・再編 職群制度を廃止し、転勤の有無のみによる「全国型」「地域型」に再編(大同生命) 2014年 ・女性活躍推進行動計画を策定・公表(太陽生命・大同生命・T&Dフィナンシャル生命) 2015年 ステージは働き方改革へ
女性活躍推進の行動計画と女性管理職登用の目標を開示。女性管理職比率は着実に上がっています。行動計画[取組施策] → 計画的な管理職の育成・登用の実施 →キャリア形成・両立支援策の充実 → 管理職の意識改革推進 太陽生命 意欲・能力ある女性を計画的に育成・登用 (2018年4月)20%以上 大同生命 多様な働き方を推進し新たなチャレンジを支援 (2020年4月)15%以上 2013年7%の2倍に T&Dフィナンシャル生命 女性が安心して働き能力発揮できる企業に (2019年4月)15%以上 女性管理職比率の推移(3社合計) 11.7%(2014年4月)→ 13%(2015年4月)→ 14.5%(2016年4月)
一人ひとりの働きがいと成長のために T&D保険グループ 活躍のフィールドを広げるグループ人材交流 新しい業務への挑戦が人を育てます。グループの他社での業務経験が新たな気付きを促し、成長を後押ししています。 交流者推移 交流者数 2013年 17名 2014年 28名 2015年 39名 うち男性 2013年 3名 2014年 8名 2015年 18名 うち女性 2013年 14名  2014年 20名 2015年 21名 太陽生命 業界最高水準の 介護休業・介護休暇を導入  家族をサポートする従業員*を会社がもっとサポートするために、制度を改定しました。主な改定内容  取得期間の拡大 介護休業 1年間→3年間 介護休暇 年5日(2人以上年10日)→30日 (2016年4月) 内務員(パートナー職を除く) 大同生命 より柔軟な働き方に向けたテレワークの活用 2014年に導入した在宅勤務制度はこれまでに200名以上が利用しています。育児・介護の負担軽減をはじめ、業務効率アップのために活用されています。取組みが評価され、総務省が新設した「テレワーク先駆者百選」に認定されました。(2016年4月) 女性活躍から「ダイバーシティ」へ「働き方改革」でワーク・ライフ・バランスを実現する 仕事と育児を両立させるための制度の導入、総労働時間の縮減、女性のキャリアアップ支援。不断の取組みの中で見えてきた次に目指すものが「グループの全員が成長できる働き方」です。女性活躍が進んできた今だからこそ、性別や年齢、役職等にかかわらず一人ひとりの働きがいを追及するダイバーシティと働き方改革をグループ一丸となって推進していきます。 職場の全員で働き方を考える意見交換会 - 「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランスを考える日」を実施! 働き方改革の第一歩は自分の働きがいとは何か考えること。どうしたらもっと働きやすいか、誰の協力が必要なのか。また、どうすれば周囲の役に立てるのか。職場ごとに話し合い、仕事と生活の質を高めるための目標を設定しました。 キーワードは「成長」-社長×生保3社職員座談会 働き方を考える意見交換会の実施にさきがけて、ホールディングス社長とグループ各社の職員による座談会を開催しました。社長からは「生命保険会社である私たちグループには、サステナビリティ(持続可能性)を伴う成長と、健全な利益の追求が欠かせない。そのグループの成長を支えるのは従業委員の職場での真摯な取組み。そしてその職場の環境を整えることが会社の大切な役目」との思いが語られました。 公平で無理のない制度利用、キャリアアップと子育ての両立、労働時間をいかに削減するか、介護との両立。さまざまなテーマで議論が尽きない中、最後に意見が一致しました。「夢を描きその実現のために、ともに成長しよう!」

人権の尊重分野におけるKPIの設定

T&D保険グループでは「多様な人材が働きがいを感じながら能力発揮できる企業風土づくり」を推進しています。

とりわけ、女性が従業員の多数を占める当グループにあって、女性のさらなる能力発揮は持続的な企業価値向上の源泉であり、女性活躍はグループの重要な経営課題であると認識しています。この認識のもと、生命保険会社3社は、女性管理職比率をKPI(Key Performance Indicator)と位置付け、目標の達成に向け行動しています。

女性管理職比率(目標と実績)

太陽生命 大同生命 T&Dフィナンシャル生命
目標 2018年4月
20%以上
2020年4月
15%以上
2019年4月
15%以上
2014年実績 19.1% 8.5% 8.2%
2015年実績 19.0% 10.4% 9.1%
2016年実績 19.6% 12.3% 9.6%

各年実績は4月時点 小数点第2位を四捨五入

地球環境の保護

基本的な考え方

T&D保険グループは環境への取組み姿勢を明確に示すため、「T&D保険グループ環境方針」*を制定しています。企業活動に際して、環境問題の重要性を十分認識し、地球環境の保護に配慮して行動することを基本方針として表明し、役職員への周知徹底を図るとともに、環境負荷低減のためのさまざまな活動を推進しています。また、同方針に基づき「グリーン購入基準等細則」を制定し、事業活動に必要な什器・備品、消耗品の購入に加え、商品パンフレット・約款等の印刷、不動産設備・システム機器などの調達においても環境負荷の低減に資する商品やサービスの優先購入を推進しています。

グループ目標を定めて取り組む環境負荷軽減の活動

グループとしての環境保護関連の目標を設定し、毎日の事業活動の中でその達成に向けた取組みを進めています。目標は、「電力使用量の削減」「事務用紙使用量の削減」「グリーン購入比率の向上」の3つです。このうち事務用紙使用量削減目標は、2009年度からの5年目標を達成し、2014年度からの新しい5年目標に取り組んでいます。

対象:T&Dホールディングス、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命、T&Dアセットマネジメントの本社部門合計

事務用紙使用量(単位:t)2010: 200, 2011: 184, 2012: 162, 2013: 163, 2014: 160, 2015: 152

文書削減の取組み

2015年の本社移転にあわせ、グループ各社とともに業務の効率化と文書削減に取り組みました。文書保管状況の調査を進め、文書を管理する規程も見直して、さまざまな記録をこれまでの「紙保管」から「電子データでの保管」に変更。不要となった書類の廃棄も進め、保管書類の70%を削減しました。

また、保管書類の電子化により、自席や会議室など場所に制限されない情報の取得、共有が容易となり業務効率も向上しました。

株式会社T&Dホールディングス
総務部課長
井田英次

会議のペーパーレス化の取組み

ペーパーレス会議実現のため会議室へのディスプレイ設置とタブレット端末の配備を進め、取締役会、経営会議等の重要会議を含む会議のペーパーレス化の取組みを拡大。さらに、普段のミーティングや打ち合わせもペーパーレスで行うため、モバイルPCの配付と無線LANの配備、ミーティングテーブルへのディスプレイ設置などを進め、業務の効率化とともに紙使用量の大幅な削減に取り組んでいます。

森林保全活動

森林資源を守り、また、そこで生きる多様な生命を守るため、太陽生命は栃木県那須塩原市と滋賀県高島市に「太陽生命の森もり林」を設置し育林活動を進めています。滋賀県の「太陽生命くつきの森林(もり)」で進めている『いきもの集まれ大作戦!』は、むかし田んぼだった湿地帯にビオトープを整備する活動です。活動にはグループ会社の職員や家族の皆さんも参加し、水路に流れ込んだ土砂を取り除いてきれいな水の流れを確保し、周囲を歩けるように整備しています。サワガニやカエル、イモリなどが次々に顔を出し、参加した子どもたちは大よろこびです。いろいろな命でにぎわうビオトープを目指し、継続して整備を進めていきます。

* 「ビオトープ」とは、いろいろな生き物がお互いに関係をもって暮らしていける空間のことを言います。

サワガニ発見!

活動の様子(2015年6月)

地球環境の保護分野におけるKPIの設定

T&D保険グループは、地球環境の問題の重要性を十分認識し、地球環境の保護が私たちにとって重要な課題であると位置付けています。この認識のもと、以下の3つの指標をグループとして取組む環境負荷低減の目標(KPI:Key Performance Indicator)と位置付け、幅広い企業活動を通じ目標の達成に向け行動しています。

電力使用量

(基準値)2009年度の原単位(床面積当たりの電力使用)119kWh/m2
(目標)基準値に対し、2013年度~2017年度の5年間平均で10%以上削減する。

基準年
2009年度実績
2013年度 2014年度 2015年度 進捗状況
2013年度~2015年度平均
電力使用量(千kWh) 72,163 57,873 56,340 56,573 56,929
延べ床面積(千m2) 606 583 578 605 589
原単位(kWh/m2) 119 99 97 93 96
対基準値(%) 83.3 81.9 78.5 81.2

事務用紙使用量

(基準値)2009年度~2013年度の5年平均 183.6t
(目標)基準値に対し、2014年度~2018年度の5年平均で9%削減する。

基準値 2013年度
(参考)
2014年度 2015年度 進捗状況
2014年度~2015年度平均
183.6t 163.2t 160.2t 151.8t 156.0t

事務用紙の購入量を集計しています

グリーン購入比率

(目標)発注する事務用品におけるグリーン適合商品の割合を80%以上にする。

目標 2013年度 2014年度 2015年度
80%以上 95.4% 96.0% 95.9%

オンライン購買システムを通じた購入を対象としています

目標/実績データの範囲

電力使用量 事務用紙使用量 グリーン購入比率
T&Dホールディングス 各拠点 各拠点 各拠点
太陽生命 各拠点 各拠点
(営業所と支社を除く)
各拠点
大同生命 各拠点 各拠点
(営業所と支社を除く)
各拠点
T&Dフィナンシャル生命 各拠点 各拠点 各拠点
T&Dアセットマネジメント 各拠点 各拠点 各拠点

各拠点:本社、事務センター、支社、営業所を指します。(テナント入居も含みます。)