グローバル化の進展、暮らし方や働き方の多様化など、企業と社会を取り巻く環境は大きく変化しています。企業と社会が持続的に成長するためには、多様な人材がそれぞれの能力を発揮することが必要です。T&D保険グループは、企業と社会の持続的成長のために、多様な人材が十分に活躍できる環境整備に取り組んでいます。
子どもを持ちながら働き続ける上で必要なこと(複数回答)
- 出典:厚生労働省委託調査研究「平成23年度 育児休業制度等に関する実態把握のための調査研究事業報告書」
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
T&D保険グループの取組み
T&D保険グループでは、「多様な人材が働きがいを感じながら能力発揮できる企業風土づくり」を推進しています。
とりわけ女性が従業員の多数を占める当グループにあって、女性のさらなる能力発揮は持続的な企業価値向上の源泉であり、女性の活躍推進はグループの重要な経営課題と認識しています。
この認識のもと、T&D保険グループの生命保険会社3社では、各社で人事・処遇制度を改定するとともに、各種の両立支援制度を導入してまいりました。
また、グループ協働で男性の育児休業取得促進や総労働時間の縮減策を実施し、誰もが働きがいを持って活躍することのできる職場づくりを進めています。
これら女性活躍推進の取組みを着実に前進させるために、2014年度には、生保3社はそれぞれのビジネスモデルに基づいた行動計画を策定しました。
T&D保険グループは今後も「新たな価値の創造」を目指し、女性の活躍を推進してまいります。
株式会社
T&Dホールディングス
取締役専務執行役員
横山 輝紀
女性の活躍を支援するために
グループ合同 女性職員と直属上司のペア研修
東京・大阪の本社2拠点で、女性職員とその上司である課長を対象とするペア研修を実施しました。女性職員と上司が同じプログラムをともに受講し、キャリア形成についてそれぞれの立場から考えることがねらいです。
今回は3社から51ペア(102名)が参加。3ペアずつ6名のグループで「最近ほめられたこと」を話題に1人3分以内でまとめる自己紹介や、女性役と上司役を入れ替えたキャリア相談ロールプレー、チーム発表などを行いました。
参加者からは「あらためて自分のキャリアプランを考える機会ができてよかった」「考え方の違い、ギャップに気づかされた」など、キャリア形成やマネジメントへの理解を深めるとともに、価値観や視点の違いに気づくことができた、といった声が寄せられました。